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SoftBank AirのWi-Fi設定画面を開くと、末尾に「-2G」や「-5G」と付いた、2種類のネットワーク名(SSID)が表示されていることに気づくでしょう。
「どっちに繋げばいいの?」「両方設定しておけばいい?」
多くの方が迷うこの2つの周波数ですが、実はそれぞれに「明確な得意分野」があります。
何も考えずに使っていると、「動画が止まる」「寝室でWi-Fiが切れる」といったトラブルの原因になります。
この記事では、2.4GHzと5GHzの違いを分かりやすく解説し、あなたの家の環境に合わせた「最強の使い分け術」を伝授します。
第1章:【一目瞭然】2.4GHzと5GHzの違い
まずは、両者の特徴をざっくりと理解しましょう。どちらが優れているというわけではなく、特性が全く違います。
| 特性 | 2.4GHz帯 (-2G) | 5GHz帯 (-5G) |
|---|---|---|
| 通信速度 | 遅い | 速い(超高速) |
| 電波の範囲 | 広い(遠くまで届く) | 狭い(部屋をまたぐと弱い) |
| 障害物への強さ | 強い(壁を通り抜ける) | 弱い(壁で減衰する) |
| 電波干渉 | 受けやすい(電子レンジ等) | 受けにくい(安定している) |
| おすすめ用途 | スマホ(寝室)、家電、プリンター | 動画、ゲーム、PC(リビング) |
第2章:【高速道路】5GHz帯の使いこなし術
「SSIDの末尾が -5G」の方です。
これは文字通り「高速道路」のような電波です。速度が出やすく、他の家電からの邪魔も入りにくいのが特徴です。
✅ 5GHzを使うべき機器
・テレビ、パソコン、ゲーム機(PS5/Switch)
・メインで使うスマートフォン(リビング利用時)
Youtubeの4K動画を見たり、オンラインゲームをしたりするなら、迷わず5GHzを選んでください。Airターミナルと同じ部屋にいるなら、これが最強です。
⚠️ 注意点:壁に弱い
5GHzは直進性が強いため、壁やドアなどの障害物が苦手です。Airターミナルが1階にあり、2階で使う場合などは電波が届かないことがあります。
第3章:【生活道路】2.4GHz帯の使いこなし術
「SSIDの末尾が -2G」の方です。
速度はそこそこですが、障害物を回り込んで遠くまで届く、粘り強い電波です。
✅ 2.4GHzを使うべき機器
・寝室や2階で使うスマホ
・スマート家電(ルンバ、スマート電球など)
・プリンター
IoT家電の多くは2.4GHzにしか対応していません。また、Airターミナルから離れた部屋でWi-Fiが切れやすい場合は、あえて2.4GHzに切り替えると安定することがあります。
⚠️ 注意点:電子レンジに負ける
2.4GHz帯は、電子レンジやBluetoothと同じ周波数を使っています。そのため、家族が電子レンジを使った瞬間にWi-Fiが切れることがあります。これを防ぐには、次に紹介する「チャンネル設定」が有効です。
第4章:【上級編】遅い2.4GHzを爆速にする「チャンネル設定」
「2.4GHzは遅いから使いたくない…」と思っている方。実は設定ひとつで劇的に改善する可能性があります。
それが「Wi-Fiチャンネルの固定」です。
なぜ遅い?「干渉」の罠
マンションなどでは、隣の家のWi-Fi電波とあなたの家の電波がぶつかり合って(干渉して)速度が落ちています。これを避けるには、空いている車線(チャンネル)に移動すればいいのです。
魔法のチャンネル「1・6・11」
2.4GHz帯には1〜13のチャンネルがありますが、実は互いに干渉しない独立したチャンネルは「1ch」「6ch」「11ch」の3つだけです。
【設定手順】
1. SoftBank Airの設定画面(http://172.16.255.254)にログイン。
2. 「Wi-Fi設定」→「2.4GHz設定」を開く。
3. 「チャンネル」を「自動」から「1」「6」「11」のいずれかに変更して保存。
これだけで、混雑した道路から空いている道路へ移動でき、驚くほど速度が安定することがあります。ぜひ試してみてください。
まとめ:適材適所で「最強のWi-Fi」を作ろう
SoftBank Airの2つの周波数は、どちらが正解というものではありません。
- 基本は「5GHz」で高速通信を楽しむ。
- 離れた部屋や家電は「2.4GHz」に任せる。
- 遅い時は「チャンネル設定」で見直す。
この使い分けを意識するだけで、あなたの家のWi-Fi環境はプロ並みに快適になります。
